バイオ５の悪評の分析

無駄撃ち

バイオ５AIの悪評の筆頭である「無駄撃ち」。なぜ人々はAIが無駄撃ちをするという印象を抱いてしまうのか。

理由１　体術を使って欲しいが、あくまでも銃撃で倒そうとする

理想としては、弱点を狙ってそこから体術に繋げ倒して欲しいが、AIはなかなかそこまではしてくれないため、無駄に弾を使ってるという印象を抱いてしまう。

理由２　ハンドガンの特徴

ハンドガンを持たせているとカバー時には他の銃火器を使わない/アサルトでは逆に～という特性、これにより多くの人が「武器を使い分けない」と勘違いしてしまった。

理由３　節約に付き合ってくれない

弾を温存しようとしてナイフで戦おうとするケース。しかしAIは相変わらず銃で戦かおうとするため、戦いが長引く分だけ自分が銃を使った時よりもかえってNPCは弾を消費してしまう。

理由４　戦いを回避したい相手とも交戦しようとする

そもそもこのゲーム、敵との戦闘を回避することにそこまでメリットがあるだろうか？

出来るだけ敵を倒した方が、弾薬やアイテムがドロップされるし、金や宝石もドロップされる。それは改造で使える資金が増えるということで、銃の威力や装弾数を早い段階で強化できるということ。それは長い目で見れば弾薬の節約になる。

そのまま戦ってると危ない場合、時限イベント、タイムアタックなど、一部を除いて殲滅推奨のゲームバランスなのではないか。

理由５　確かにある欠陥

倒したはずの敵に弾を撃ち込んだり、弱点の方向に向かって露出してない側から撃ち込んだり、また引き気味に構えて、自分のペースでじっくり戦いたい時には、確かにAIの射撃は無駄撃ちそのものだろう。

どうすればいいのか

体術を頻繁に使用させたり、武器を使い分けさせたり、戦闘を回避したい(攻撃をやめさせたい)時には、命令（カバー：カモンとアサルト：ゴー）を使いこなそう。

節約プレイをしたい時にはスタンロッドを持たせよう。手に入るまでは下手にナイフで戦うよりも普通に戦った方がむしろ経済的である。

弾薬の不足

なぜ弾がカツカツになってしまう人がいるのか？

理由１　体術を活用していない

理由２　爆発物を使いこなせてない

敵をまとめて葬れる。閃光弾は変異体を一発で仕留められる。

理由３　武器を使い分けれてない・させられてない

１つの武器を使うより、複数の武器を適材適所で使い分けた方が、結果的には弾の節約になる。これはNPCの方も同じ。初心者はバランスのよい装備と戦い方をしたほうがいい。

理由４　ドロップされた弾を拾ってない、弾の入った箱や樽を見逃してる

まとめ

AIにハンドガンやマシンガンで無駄撃ちして欲しくないあまり、偏った装備をさせ、ポテンシャルを発揮させられず、ドロップ率も悪くなり、「使えない」「弾が足りない」という印象を抱いてしまうのではないか。つまり歪みが歪みを呼ぶということ。

「無駄撃ちの認定基準が厳しすぎる」

おそらくこれが全ての歪みの原因。AIに完璧を求めすぎているということ。

つまり総合で評価すべきで、一時の印象で極端な対策をとらないことが重要。

ある瞬間ではなく、一つのチャプターでもなく、ストーリー全体を通して80点くらいなら十分及第点なのではないだろうか。弾薬も同じで、あるチャプターで赤字になることがあったとしても全体で黒字ならいいのではないだろうか。

このゲーム、完璧に自分のペースでプレイするのは不可能で、オンだろうがオフだろうがある程度は相方を意識した立ち回りをしなければならない。それを楽しめるか、それともひたすら苦痛なのかは人によるだろう。

(とか言いつつプロフェッショナルソロのウェスカー＆ジル戦は擁護できないかも。まあ対策はあるけどね。)